人生は言葉選びの連続

私はこのセリフが好きではありません。
ここでいう「何か質問ある?」というのは、巨大掲示板で「40才ニートだけど何か質問ある?」というのとも、学校の先生が「ここまでで何か質問ある人ー?」というのとも違います。
上のイラストではニュアンスが伝わりにくいですが、お医者さんだったり、会社の上司だったり、「ちょっと人より上の立場にいる」感じの人が、患者や部下に対していろいろ説明した後、話を終える合図としてぶっきらぼうに言うこの感じ。
こういうタイプの人は、そもそも説明能力が高いです。
だから大抵の場合、別に質問なんてない。
それに本当に聞きたいことあったら「質問ある?」って言われなくても、普通に聞くよ。
じゃあなんでわざわざ言うのか?
相手はもちろん親切心から聞いています。
でも私には、その親切心の背景に「私の理解力が低そうだから、なんかズレたことを聞いてきそう。しょうがないからもっかい相手してやるか」という気持ちが見え隠れしているように思える。
または「これが終わったら、100%理解したと思ってもう金輪際この話はしないからな」という、私へのプレッシャーも感じる。
「それは契約書に書いてあったでしょ?」くらいの責任の放り投げようと似ている。
つまり簡単にいえば、私は「何か質問ある?」と聞く人に対し、「偉そうで怖い人」という苦手意識を持ってしまうのです。
気になる人もいれば、気にならない人も多いだろうこの話題。
言っている当人も無自覚なので、違和感を感じている人がいることに全く気づいていません。
元々このセリフが気になるのは、うちの父もこのタイプだから。
それゆえ「たかが家族でご飯食べに行く日程を伝えたくらいで、『何か質問は?』なんて偉そうに言うな」と思ってしまう。
これが、もっと相手の懐に入る感じで「何かわからないところあったらどうぞ遠慮なく聞いてくださいね~」ってな風なら全然気にならないんだけど。
なんでも言う人と言い方によると思いますが、でも言葉の選び方は、人となりを表すと思うんです。
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